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老松丹水

普段は、どんな水を飲んでいますか? ミネラルウォーターに興味がある、飲んでいると言っても、家庭用ウォーターサーバーを設置するなどして、飲んでいる水を、すべてミネラルウォーターにされている方は、まだまだ少なく、大半は水道水そのままか、浄水器を通したものではないでしょうか。

という訳で、今回は、このブログを書いている私が「普段飲んでいる水」について、書いてみたいと思います。それは、「老松丹水」。家の近くに、昔からお酒を造っているところ(造り酒屋)があり、そこがお酒の仕込みに使っている水(仕込み水)を地域住民に無償提供してくれているんですね。それをいただいています。


老松丹水
老松丹水の案内板。クリックすると大きい画像が開きます。



「老松丹水」は、地下95mから汲み上げた地下水で、残念ながら平均的な硬度など、成分についての案内はないのですが、「中軟水」ということですので、硬度は60~120mg/Lくらい、と言うことですね。日本の大部分の水は軟水(硬度11~100)ですので、日本の水にしては「やや硬い」ということになりますが、これは、昔から伝統的に造られ続けている清酒の「仕込み水」の特徴です。と言うのも、お酒の味を左右するのは、お米と水ですが、清酒の成分の80%以上を占めているのは「水」であり、カルシウムやリン、マグネシウム、カリウムの多い、硬めの水は、酵母と麹の増殖や発酵を促進し、お米の旨みをより引き出してくれるからです。そのため、昔は硬度の高い水が湧き出るところに、醸造所ができたのです(後に技術が発達し、軟水からも美味しいお酒が造られるようになりました。これが「甘口」のお酒です)。

まぁ、これは、ここのお水をいただくようになったことで、「仕込み水」がどんな水なのか、興味を持って、調べた結果なのですが。

それにしても、自然は上手く出来ているな、と思います。水を汲む列に並んでいた時、ある方がおっしゃっていましたが、本当に、、 井戸から汲み上げた水は、「夏はほどよく冷たく、冬はほどよく温かい」のです。冷蔵庫で冷やさなくても、ほどよく冷たい水が夏には楽しめ、冬は(水道の水は冷たく、指が凍えそうになりますが)水を汲んでいる時も、指が凍えることはありません。お湯になっているわけではないのですが、ほんのりと温かいのです。

また、お水を汲みに行けなかったとき(平日の昼間だけの開放ですので)は水道の水を飲んでいますが、水道の水はやっぱり、、いろいろ入れられているからでしょうね、何と言えば良いのかわかりませんが、雑な味がします。しかも、夏場は生臭い…。だから時々、水を汲みに並んでいると、「加熱殺菌処理をしていない、生水を飲んでも大丈夫なのか」と、初めて目にしたと思われる方に質問されることがありますが、私が「水質検査は毎日行われているので、安全だと思う。むしろ、いろいろ薬剤を入れられている水道水よりも、何も入れていない、ここの水の方が安心できる。」と答えると、納得されます。



「老松丹水」 伊丹老松酒造株式会社
銘酒生んだ古井戸、無料で開放 伊丹の老松酒造
 2007年のニュースですが、この頃は「一度沸騰させてからの使用」を呼びかけていたようです。現在はご覧の通り
 「早めにご使用ください」と、生で飲んでOKになっています。毎日、水質検査を行うようになったからでしょうね。

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